フランスのスーパーにて
こんにちは、joie de la vie です。
段々寒くなってきましたね。冬の雰囲気が大好きな私は心躍っております。
今回はフランスのスーパーマーケットについてお話ししますね。
留学してそこで生活する時にはもちろんのこと、観光の時にでもスーパーを使う方多いと思います。
日本とは買い方が少し違うのでこれから行く予定の方のお役に立てたらと思います。
まずお買い物籠。日本でよく見る手提げ型?のもの以外にガラガラと引いて移動するタイプのものとコストコ等で見かけるあの大きな押すタイプのカートがあります。
前者2つは何事もなく使えるのですが、大きなカートは小銭を入れないと使えません。
ひとり暮らしでしたので使ったことが無いのですが、1€程度かと思います。
(もちろん返ってきます。)
とても大きいのでパリの中心街などにある小さなスーパーだと置いてないかもしれないですね。
次に野菜・果物の買い方です。
果物・野菜はごろんとむき出しのまま並んでおり、必要な分だけ袋に入れ重さを測り印刷されたバーコードを貼るだけです。
個人的にこのシステムはすごく便利でした!
バナナの本数を自分で調節できるし、野菜果物は日本より安めな印象でした。
私がよく行っていたスーパーではこの機械はしょっちゅう不具合を起こしてました。
その都度店員さんに言う人も少ないので店員さんが気付いて直すまではそのままということが多かったです。
そんな中非常に驚いたことにぶどうなどの小さな果物を一粒つまんでお試しされてる方結構いらっしゃいます。
いろんな方のブログを見たところ別にいけない事でもないようですが、皆さん勇気があるなという印象でした。誰が触ったか分からないものを洗わずに…
(ちなみにフランスでは清算前にお菓子などを食べてる人がたまにいました。パッケージをスキャンしてお金を払えば大丈夫なようです。)
あと飲み物(缶・ペットボトル)はパッケージから1本だけ抜き取り、買うこともできます。
カプリサンのような形のものはおそらくだめだと思います。そのように買っている人を見たことが無いので。
そのほかは日本とほとんど変わらないかと思います。
個人的にE.leclercが一番お手頃価格でお買い物できる気がします。
ただ大きなスーパーなので少し郊外にあることが多いです。
Auchanも比較的お手頃です。自社ブランドのものがあり、ものによってはAuchanが一番お安く買えます。(ただ食べ物は値段相応のお味です)
パリの中心部(その他の大都市中心部)はCasino,Carrefour, Monoprixが多いのではないでしょうか。
貧乏留学生としてはこれらのスーパーは物が新鮮綺麗な代わりに高いので、友人宅にお邪魔する際の手土産を買うぐらいにしか利用しなかったです。
そして今は日本でもお使いの方多いですが、エコバッグは必須です。
レジのところで買うか、持参する必要があります。
ビニール袋も売っているので、衛生面が気になるからとそちらを都度買う友人もいました。
スーパーによってデザインが様々ですので集めるのも面白いかもしれませんね。
お値段ですが一枚2€ほどだったと思います。布バッグはもっと高いと思いますが、買ったことが無く分かりません。
気を付けてほしいのが、バッグを買った際にバーコードをペンなどで消しておくことです!
大体は店員さんがボールペンで消してくれますが、人によってはしてくれないことがあります。
バーコードを消さないまま買ったお店でそのまま使うと、バッグを盗んでいると思われて2重にお金を払うことになります。(友人が一度声をかけられていました。もちろん以前買ったものなので、こんなに汚れているのに今手に取ったわけがないだろうと伝えると理解してくれました。)
レジにもコストコのようなベルトコンベアに自分で載せてスキャンしてもらい詰めるのは自分でという形式と、すべて自分で行う無人レジがあります。
お仕事が早い店員さんの時は詰め作業が間に合わずあたふたすることもありますが、せかしてくるお客さんはあまりいませんでしたね。皆さん親切に待っていてくれます。(何かの記事で読んだのですが、フランス育ちの方は時間に寛容な方が多く、待つことがそこまで苦痛でない人が多いそうです。^^みなさんはどう思いますか?)
お会計時に会員証(ポイントカード)をもっていると少し安くなります。
私は一年しか滞在しないことが分かっていたので、作りませんでした。
またいくつかのスーパーでは、会員証(ポイントカード)を持っていれば自分でバーコードを読み取り清算だけ店員さんにしてもらう機械が置いてあります。(Casino, Auchan, E.Leclerc, Carrefourでは見かけました。)
会計の時にとても大切なのが、挨拶をきちんとすることです。
ココが日本と違いますよね。私はこの習慣をすごく気に入っています。
最初に「Bonjour!」と言い、最後に「Merci, madame(monsieur). Au revoir(もしくはBonne journée, Bon après-midi)」と言います。
店員さんも言ってくれるので、どちらがたくさんいえるかのバトルみたいになります。
この挨拶の習慣があるのは、客と店員は対等である。と考えている人がほとんどだからでしょうね。
店員さんはこちらのために働いてくれていますから、当たり前といえば当たり前の感覚ですよね。
支払いはクレジットカードか現金どちらでもいいと思います。
現金払いで嫌な顔をされている人を見かけたことないですし、割といました。
カード払いの際は「par carte, s'il vous plâit」というと親切です。
現金の際は何というのでしょうか…
辞書通りに言えば「je paie en espèces.」ですがどうなんでしょうか...
ご存じの方いましたら、コメントで是非教えてください。
この記事が誰かの役に立ちますと幸いです!
またいつか、よく買っていたものについてお話できたらと思います。
À bientôt!