夜は助言を運ぶ

フランス大好きでフランス語勉強中の大学生です。

フランスの銀行について

こんにちは、 joie de la vieです。

日本全国を寒波が襲い、なかなか外に出る気も起きず家でダラダラすることが増えてきました。

 

今回は、表題の通りフランスの銀行についてお話ししますね。

これも1年間留学する人にしか当てはまらない話になるのですが、そうでない人もなんとなく参考程度に見ていただけると嬉しいです。

 

1年間留学する人は銀行の選択が少し狭まります。

私はsociété générale で口座開設しました。その他の留学生はLa Posteで開設している子もいたと思います。(郵便局の銀行なので日本でいうところのゆうちょ銀行。)

友人がLCLで口座開設しようとしたところ、1人は問題なくでき1人は1年以上滞在しない人は作れないと断られていました。いけない事ではありますが、おそらく行員の方によるのでしょう。その子は後に一緒にsociété généraleで開設しました。

1年以上滞在する中国人留学生の子はBNPで作っていました。中国語がしゃべれる行員さんがいたそうです。

日本語がしゃべれる行員さんは、ボルドーでは見かけませんでした。ただ、銀行口座の開設過程、開設後の手続き、帰国時の手続き等を理解しなければいけないのでそこそこのフランス語能力が必要かと思います。

私は留学初期でリスニングが壊滅的にできなかったので(今もかなり苦手ですが)、英語が喋れる行員さんをお願いしました。大体どこでも2~3人はいらっしゃるかと思います。

一番最初に銀行を訪れた際、フランス語話者の方についてきてもらったのですが個人情報が多く含まれトラブルのもとになりかねないので一人で出直せと言われてしまいました。

しかしその後私が仏語英語ともに当時あまり得意でなかった日本人学生の通訳でついていった際は別にいいわよ~と一緒に説明を聞き個人情報もガンガン開示していたのでこれもまた行員さんによるのかもしれません。

 

言語のことはとりあえず置いておきましょう。

まず最初ですが、口座開設したいと受付に伝えれば必要書類を教えてくれそこで予約を取ることになります。

私の時は、身分証明書(パスポート)、住所証明書、滞在許可証のコピー、戸籍抄本または戸籍謄本の公的なフランス語訳(最初は必要ないと言われていたのですが、日本のパスポートを持っている方は必ず必要です。日本のパスポートには出生地が書かれていないからだそうです。)

住所証明書は大家さんに頼めば出してくれます。Crousの寮に住んでいるのであれば、Crous受付に頼むかウェブ上でも出すことができたと思います。

 

そして色々説明を聞きいざ開設となりますが日本と違い通帳が無くクレジットカードでお金を引き出す形式です。société généraleの場合は、カードができたという手紙をもって銀行に出向きカード受け取り。その後、パスワードの書いた手紙が届き完了です。

口座開設に際して、住宅保険を付けることができます。これは大体どこの賃貸物件でも必要なので入っておいた方がいいです。私の場合は5.55€/月でした。

 

いざ開設できカードも届いたら、すぐにお金をある程度預け入れましょう。

フランスは銀行口座を持っているだけでお金がかかるので、毎月少しづつお金が引き落とされます。私の場合は0,08€/月です。

ここで注意なのですが(私が無知であっただけかもしれません。)、フランスの口座は残高が0の場合でも引き落とし等行われます。その分は銀行が代わりに出してくれる形になるのですが、一度残高がマイナスになると約8€を手数料として後々引き落とされます。

私は怠惰ですぐに口座に入金しなかったため、保険料が引き落とされたことにより残高がマイナスになりこの手数料を払うことになりました。

 

最後に帰国時の手続きです。

必ず、口座を閉めてから帰国しましょう。行員さんに口を酸っぱくして言われました。どうやら留学生が放って帰った口座が不正に利用されたことがあるようです。

閉めるには担当行員さんに予約を入れ、色んな書類に署名するだけで終わります。

保険の解約は、決められた書類を所定の住所に送ります。その書類以外に、家を出たという証明書が必要です。これも大家もしくはCrousにお願いすれば出してもらえます。

 

今回は私の経験に基づいたもので、状況も常々変わりますので少しだけ参考にするくらいでお願いします^^

誰かのお役に立てば幸いです。

À bientôt!